43期で主将を務めた坂本です。5/25のインカレ予選をもって引退しましたのでファイナル部員ブログを書きます。少し間が空いてしまい申し訳ありません。
最後のブログは後輩とOB・OGの方々への言葉を書かせていただこうと思います。
【後輩に向けて】
まずは1年間ついてきてくれて、そしてサポートしてくれてありがとうございました。色々と無理を聞いてもらったなと思うことも多いです。入部して間もない45期の2人には同じ内野手ということもあって、早くから1部レベルのスキルを求めてきました(たまに言葉がキツくなってごめんね笑)。その他のほとんどの選手にも複数ポジションを練習させたり、筋トレや体重増量についてもノルマを設けて管理してきたと思います。1年生の頃の自分の練習態度は、とてもソフトに真剣に向き合っているとは言えないものだったので、今の選手たちに高い意識を求めることに若干の負い目もありましたが、諦めずに続けてくれてありがとう。
44期は乃木ヲタも大量発生したし、チーム坂本もあったし、飲みにもたくさん行ったので特に思い出が多いです。45期は2人とも筋トレのバディになって、プレーの面でも1年間で確かな成長を感じられて良かったです。
そして新体制に移行しましたが、ここで改めて「部活をする意味」について考えてもらいたいです。大学生活を充実させる選択肢は色々あって、学業に打ち込む、世界を旅して価値観を深める、大人数のサークルに入って人付き合いを磨く、などやり方はいくらでもあります。そんな中で、我々は敢えて「部活に入る」という選択をしました。
そうであるならば、まず第一に部活を楽しむべきです。練習の中でも外でも、試合でも飲み会でも、まずは楽しむことを大切にしてほしいです。そして第二に、部活をする中でソフトボールの技術以外でも何か1つ学びを得てほしいです。主将であろうと、1年生であろうとチームとして共通の目標に向かって動く中で何か得るものがあって欲しいですね。
例えば自分の主将時代に、「主将の視点を全員に身につけてほしい」という話をミーティングで何度かしたと思います。その発言の背景には、全員が“主将人材”となってチームを客観的に俯瞰できるようになると、チームの問題点とか目標とかをより強く共有できるはずだ、という思いがありました。1人1人が早く自分の問題をクリアにして、チーム全体を見渡す余裕を持てるよう練習から意識してほしいです。そういう視点を養えるのが部活動の良さだと思っています。
一体感のあるチームになってほしいと思ったので少し書いてみました。それぞれ考えることは違っていいし、得るものも様々だと思いますが「チーム目標」と「足元の練習でやるべきことは何か?なぜその練習をするのか?」というポイントだけは全員で共有して、有意義な時間を積み重ねていってください!
【OB・OGの皆様へ】
最後になりますが、OB・OGの皆様へ日頃の感謝をお伝えできればと思います。
ここ数年、先輩方の力により東大ソフト部は快進撃を続け、私も主将就任時からOB・OGの皆様の注目と期待を感じながらチームの指揮を執ってきました。時にそれは重圧ともなりましたが、やはり自分たちの試合が注目されていることの実感は大きなやりがいとなりました。
41,42期の先輩方が引退した後、“少数精鋭”のチーム作りを実現できず、東京都2部降格・インカレ予選敗退という結果を招いたのは、チームの指揮官としての私の責任です。しかし大家も申していた通り、これでチームの成長が止まったわけではありません。早速44期新体制の下、来季での1部リーグ再昇格に向けて動き始めることでしょうし、今の選手たちにはそれを実現するのに十分なポテンシャルがあると信じています。私も今後は1人のOBとして積極的に練習の補助を行っていきますので、全てのOB・OGの皆様には引き続き現役選手たちの活躍に期待をしていただきたく思います。
今後とも温かいご声援のほど、何卒宜しくお願い致します。
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。3年と2ヶ月の間、お世話になりました。
現役選手の皆さん頑張ってください!!