東京大学ソフトボール部 ブログ

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今までありがとうございました。(荒川)
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    新学期が始まってから気づけば既に2ヶ月が過ぎ、世間は以前と全く同じには戻れずとも、その流れを停めるわけにもいかず、皆それぞれにちょっとしたしこりを抱えながらも、それでも日常を必死に過ごしている、そんな六月でしょうか。

    いつもお世話になっております。44期元監督の荒川です。

     

    先日の新体制報告でお知りになった方もいらっしゃるかとは思いますが、残念ながら春リーグが中止となりまして、ここで部活を辞めることに決めました。日頃から応援してくださっていた皆さま、本当にありがとうございました。

     

    ここでブログを書くこともこれが最後になりますので、少し長くなるかと思いますが丁寧に、今の思いをぽつぽつ書きたいと思います。

     

    この三年間を振り返ってみると本当に色々なことがありました。

    入部してすぐに、一塁が空いていたこともあって出してもらえた試合で、新入生初ヒットを打てたり、その後も遠征先での初ホームラン、京大戦2試合で5三振、リーグ戦初試合でのホームラン、なんだかんだ伸び伸びとソフトがやれていた一年生時代。

    キャッチャー挑戦を本格的にスタートして、アザだらけになりながら三人の先輩の球を毎日ブルペンで受け、そんな投手陣を中心にして、先輩方のお力で出場権を得て初めて臨んだインカレの舞台はとても輝いて見えた二年生時代。秋リーグ戦でのみんなで掴んだ一部初勝利も忘れられません。

    そんな先輩方がごっそり抜け、43期のお二人と一緒になりながら、なんとかリーグ戦で一部に残れないかともがいた、二年の冬から三年の春リーグ戦。

    そして、大久保・龍と三人で知恵を出しあって、チームをもう一度作りあげようと必死に過ごした最後の一年間。

    結局秋リーグでは一勝もできず、それまで一緒に戦ってきた44期のマネージャーを勝利で引退させてやれなかったことは監督として一番悔いの残る、悲しい出来事でした。きっと本当は笑って引退したかったよね。

     

    正直に言えば、自分たちはどの代にも負けないくらい努力してきたはずなのに、それを結果で示せない、今年は弱いと思われる、これは何よりも悔しいことでした。

    だからこそ、冬が明けて最後のリーグ戦に向けて試合をしていくなかで得ていた、今年はいけるの手応えが、最後に確かめられなかったのは残念としか言えません。

     

    振り返ってみて真っ先に浮かんだのは、大学でチームを築いていくことの難しさです。一人一人育った環境も違って、異なる考えと価値観とを持つ大人が、あの駒場のグラウンドに集まって、何か一つのことをやろうとする、これは本当に難しいことでした。

    何らかの考えや気持ちを伝えようとして発した1つの言葉も、受け取り手である部員一人一人はもう立派な大人であって、彼ら彼女らの思いや価値観によって捉えられ方が異なってくる。そのことを認めた上で、それでもチームとしてある1つの方向性を見出だしていくことが、このチームが力を発揮するにはどうしても必要になる、これが、高校までとは違った、新しい難しさでした。

     

    その中でも、試行錯誤するなかでこれは大切なことだと思ったことが1つあります。

    相手のことをまずは認めること、何よりもまずこれが原点である。

    自分は相手のことを認めないけれど、相手には自分のことを認めさせる、というより、なぜ相手が自分を認めていないのか理解ができない。こういう立場の人が、もし一人でもいたとしたら、これはその集団は上手く回っていかないだろうなと、そう思いました。

     

    上のは極端な例ですが、もっと些細なことは、部活に限ることなく生活する上でもよくあることだと思います。

    後輩たちには、なんとなく関係性がうまくいかないときに、少しだけ振り返ってみてもらいたいと思います。もしかしたら何か見え方が変わってくるのかもしれません。

     

    ここまでつらつらと思いを書いてきましたが、そんな色々な経験を自分にさせてくれた部活のみなさんには感謝でいっぱいです。

    運がよかったのでしょう、本当にたくさんの素敵な人に出会えましたし、まわりの人たちに自分自身を成長させてもらいました。この出会いは自分にとって何よりも貴重なことでした。

     

    部活の帰り道に同期と他愛のないことをしゃべりながら歩いて帰った時間や、一緒に筋トレをしたり食事をしたりした時間、遠征先の宿舎での打ち上げ、そういう何気ない瞬間は素直に楽しかったです。

    そういう意味でも、この部活に最初に誘ってくれた大久保には感謝しています。

     

    この場所は自分にとってのひとつの居場所で、ここではみんなから必要とされているんだといつも心のどこかで思えるような、そんな部活であってほしいと後輩のみんなには思います。

    今までの枠にはとらわれず、自由な発想で、よりよいチームを作り上げていってください。期待しています。

     

    そしてそういった貴重な時間を現役選手が過ごせているのは、これまでチームのために協力を惜しまず支えてくださった、350名近くにもなる、OB・OGの皆さまのおかげでありまして、本当に感謝しております。

    年一回のOB・OG会や、ブログのコメント欄にて、色々な人から温かいお言葉をいただいたことには、チームが苦しい中で本当に勇気づけられていました。ありがとうございました。

    残念ながらみなさんの期待に沿うことはできずに、自分もOBとなってしまいましたが、これからもご指導いただければ幸いです。

    どうかよろしくお願いいたします。

     

    最後になりますが、自分がこれまでソフトをプレーする中で関わってくださった、先生方、先輩方、同期、後輩たち、他大学の選手たち、その全ての人に感謝しています。

     

    これを読んでくださっている新入生の方、もしいたとしたら、どうかこのチームを支えていく新しい力として、その力を貸してほしいです。かわいい自慢の後輩たちが、みんなのことを待ってくれていると思います。

     

    今はこんな状況ですから、みなさん体にはお気をつけて。

    今までありがとうございました。

    | 44期 | 22:43 | comments(0) | - | - | - | ↑PAGE TOP
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